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はじめに

オープンソースの天体写真画像処理ソフト、Sirilの大幅アップデートである1.4.0が2025/12/5にリリースされました。
1.2.xからの大きな進化として様々な機能が追加されました。
その中で今回はSirilと同じくオープンソースソフトウェアの背景かぶり除去とノイズリダクションツールであるGraXpertとの統合についての備忘録です。
あくまでも当方のメモ的に作った記事になりますので、最新情報は都度公式のドキュメントを参照するようにしてください。

参照先:
https://siril.readthedocs.io/en/stable/
https://graxpert.com/docs/

設定手順

事前作業として、すでにSirilとGraXpertがインストールされている事とします。
インストール作業については、公式のドキュメント等を参考にすれば特に迷うことはないと思います。

1.設定メニューを開く

2.GraXpert.exeの場所を指定

「その他」メニューを開き、「ソフトウェアの場所」にあるGraXpert.exeをクリックします。

インストール先は、スタートメニューのGraXpertのショートカットを見つけリンク先をコピー&ペーストするといいでしょう。

場所を指定した後、設定ダイアログの「適用」ボタンを押下します。

4.GraXpert統合のスクリプトを入手

「スクリプト」→「スクリプトを入手」をクリックします。

「Sirilスクリプトリポジトリ」セクションの「Enable use of the siril-script online repository 」がチェックされていることを確認し、検索窓に「GraXpert」と入力し、リストされたScriptがフィルターされ、「GraXpert-AI.py」が表示されます。
インストールするため、Sel列のチェックを有効にし、「適用」をクリックします。

ログメッセージにスクリプトインストールのログが表示されます。
インストールが完了した後に一度Sirilを再起動すると、「スクリプト」→「Pythonスクリプト」→「Processing」→「GraXpert-AI.py」が表示されます。
※再起動は不要かもしれないです。念のため。

「GraXpert-AI.py」を選ぶとGraXpert AIのウインドウが開き、かぶり除去とノイズリダクションができるようになります。

最後に

今までSirilで画像処理する際も、かぶり除去とノイズリダクションにGraXpertを利用していましたが、大量の中間ファイルを作っていました。
この統合により、ほぼ1ファイルで編集が完了するようになりました。
Sirilとても高機能ですが、無料で利用できるオープンソースソフトウェアです。商用ソフトウェアと違い、ソフトウェアの使い勝手を上げるには利用者の開発への参加も不可欠です。メニューの翻訳などで私も若干ながら参加しています。
もし興味を持たれましたら是非、開発にも参加してみましょう。

投稿者 mizunyang

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